ホイールメンテナンス ワンポイントアドバイス
●高額なアルミホイール、折角購入した以上、キレイで少しでも永く利用していきたいものです。ここでは、日々お問い合わせ頂く「アルミホイールメンテナンス」において、まだまだ誤った「メンテナンス方法」を行っているユーザーさんや、御勘違いなさっていらっしゃるが故の、誤った取扱をしてしまっている方が決して少なくないようです。
そこで「アルミホイール」を末永く、よりキレイに装着していく方法を紹介させて頂きます。
株式会社 ビーエム ロックスミス事業部見解
● ホイールディスクカラー別 メンテナンス法 一長一短 ●
 年々非常に多くの「ディスクカラー」が各メーカー別の呼称により発売されていますね。その呼称の多くは製造及び販売メーカーさん独自によるネーミングを元に、日々多種なカラーのようにも感じられてしまいますが、大別されるカラーは4種類になると考えられます。
ここでは、大別される4種類のカラー別の特徴をご紹介していきます。
カラー名(通称) ※ロックスミス調べ
◆ 塗装カラー ◆ ロックスミス ゲラーデ クリスタルシルバー
※画像は「ロックスミス ゲラーデ」「クリスタルシルバー」
『シルバー』
【メンテナンス難易度】 ★☆☆☆☆
◆最もスタンダードなカラー。定期的な水洗いのみでOK
ロックスミス ゲラーデ ディープブラック
※画像は「ロックスミス ゲラーデ」「ディープブラック」
『ブラック』
【メンテナンス難易度】 ★★☆☆☆
◆カラー特性上、擦り傷が目立つので水洗い時の道具に要注意
ロックスミス メッシュ クールバニラ
※画像は「ロックスミス メッシュ」「クールバニラ」
『ホワイト』(艶アリ/マッド(艶無)等)
【メンテナンス難易度】 ★★☆☆☆
◆カラー特性上、ダスト類が目立つので早めな水洗いが必須
ロックスミス メッシュ S・M・B(スーパー・メタルコート・ブライト)
※画像は「ロックスミス メッシュ」「SMB」
『スパッタリング』 『S・M・C』 『S・M・B』等 ※1
【メンテナンス難易度】 ★★★★☆
◆特殊塗料なので、化学成分配合のワックス類は厳禁!水洗いを定期&早めに!
● 特徴 ●
 アルミ素地の表面に「塗料(液体)」を吹き付ける事による「塗膜」を形成し、この塗料色に仕上げたカラーです。塗料調合により様々なカラーが簡易に塗り分けができ、比較的安価に仕上げられます。また擦り傷や小傷が目立ちにくい事などもあり、自動車メーカー純正ホイールのほとんどや、冬季用の安価海外ホイールなどのほとんどは、塗装カラーを用いている傾向が強くあります。最近では、「クローム(下記参照)」に近い塗料も人気があり、「スパッタリング」等と呼ばれる事が多く、通常塗装に比較すると割高ですが、「クローム」に比較すると安価に高級感が出せると言う事もアリ、多用されています。通常塗装カラーの場合には、メンテナンスなどの面においても大きなデメリットは見当たりませんが、「スパッタリング」(※1)関連においては、特殊な塗料の事情、化学合成されたワックスやタイヤ用ワックス、他冬季に北国に多く散布されるような「凍結防止剤」等が表面にかかったままになると、容易に変色などをしてしまう特異な塗料です。「スパッタリング」カラーを選択した場合には、常日頃から「水」により洗浄が必須となります。
カラー名(通称) ※ロックスミス調べ
◆ 切削カラー ◆ ロックスミス ゲラーデ ポリッシュ
※画像は「ロックスミス ゲラーデ」「ポリッシュ」
ロックスミス デューク ポリッシュ ※完売品
※画像は「ロックスミス デューク」「ポリッシュ」
※お陰様を持ちまして上記品は完売となりました。
『ポリッシュ』『カットクリア』等
【メンテナンス難易度】 ★★★★☆
◆基本水洗いでOKだが、表面のクリア塗装を保持する環境問題が切実。
● 特徴 ●
 アルミ素地の表面に「クリア塗料」を塗布する事により、アルミ素地の持つ光沢をそのまま表面化させるカラーです。上に紹介のある「塗料カラー」品との生産上のコストは同等の為、比較的安価な割には高級感があるので、ここ数年は非常に人気のあるカラーです。見た目としては「シルバー塗装カラー」では地味に感じるモノの、「クロームメッキ(下記参照)」では派手すぎてしまうといった感覚をお持ちのユーザーさんに人気で、「塗り」のシルバー・「鏡」の「メッキ」等に対して、「ステンレスの流し台」のようなカラーをイメージに持つ方も多いようです。ホイール生産において、鋳造製法の場合「ピンホール」問題などもあり、生産ロス面において製造メーカーとしてのリスクは少なくないものの、ユーザーとしてのメンテナンス面としては特殊なリスクは少ないと言えます。ただし、化学合成されたワックスやタイヤ用ワックス、他冬季に北国に多く散布されるような「凍結防止剤」等が表面にかかったままになると、表面の「クリア塗料」が変色などをしてしまったり、「飛び石」等による「クリア剥れ」が生じてしまうと、そこの部分から「白錆」が発生し、非常に目立ってしまう傾向にあるカラーです。「海沿い」や「降雪道路」「砂利駐車場に停めている」「路上駐車が頻繁」等の場合には、常日頃から「水」等により洗浄とクリア保護のメンテナンスが必須となるでしょう。
カラー名(通称) ※ロックスミス調べ
◆ クロームメッキ処理カラー ◆ ロックスミス ゲラーデ 2Dクローム(メッキ)
※画像は「ロックスミス ゲラーデ」「2Dクローム」
ロックスミス ヴァローレ 3Dクローム(メッキ)
※画像は「ロックスミス ヴァローレ」「3Dクローム」
『クローム』『メッキ』『2(3)次元メッキ(クローム)』『2(3)Dメッキ(クローム)』
『2D・・・』と『3D・・・』の違いはこちらより
【メンテナンス難易度】 ★★★★★
◆表面を定期保持も必須ながら、化学成分配合ワックスの使用には細心の要注意
● 特徴 ●
 アルミ素地の表面を「電気(陰極)クロームメッキ」処理を施す事により、薄い鏡調の塗膜を施すカラーです。見た目では「鏡」で、光り輝きも抜群なので高級感は一際あるカラーです。ただし、最近ではクロームメッキを施す際に用いる薬剤の関係で、施工の出来る工場も減る傾向が強く、また「クロームメッキ」処理を施す段階に「バフがけ」等の工程の関係で、大型クロームメッキ処理加工費用は年々高騰しており、他の「塗料カラー」や「切削カラー」に比較すると、非常に高価なカラーとなっています。苦肉の案として、昨今では「2D(二次元)」処理と「3D(三次元)」処理とした2パターンを提案するメーカーも少なくなく、これにより「クロームメッキ」を少しでも広めようと考える傾向もあります。このカラーは高価な上、メンテナンス方法も非常に複雑で、「ブレーキダスト」や化学合成配合された「ホイールワックス」「タイヤ用ワックス」他、冬季に北国に多く散布されるような「凍結防止剤」等が表面にかかったままになると、「クロームメッキ」が変色をしてしまったり、「飛び石」等による「メッキ剥離」が生じやすかったりと、日々のメンテナンスが欠かせない傾向にあるカラーです。「海沿い」や「降雪道路」「砂利駐車場に停めている」「路上駐車が頻繁」等の場合には、常日頃から「水」等により細やかな洗浄が必要となるでしょう。「洗車」が月一度だけ・・・や、もっぱら苦手な方・・・「洗車機」に入れて終了してしまう・・・このようなユーザーさんにはお薦めのできない「手間隙のかかる」代表的なカラーです。
● 『メッキリム』と『アルマイトリム』の違い ●
 年々メジャーになってきている「ツーピース」や「スリーピース」等の「組立ホイール」。製品価格の事情により、ここ数年は「ワンピース」ホイールのシェアが上がってきているものの、「高級感」や「サイズ選定」の部分ではやはり「組立人気」は根強いものがある市場性。その中にいて、「リムカラー」をほとんどのユーザーさんに「勘違い」が見られる傾向が強くてならない。。
ここでは「リムカラー」とその製法について書いてみました。少し・・・だけ眠たくなる部分もあるけど・・・がんばって一読してみてください。
リムカラーの種類 ※ロックスミス調べ
◆アルマイト処理◆ サンプル画像 ロックスミス製 ゲラーデ19インチ
【メンテナンス難易度】 ★★★☆☆
◆基本水洗いでOKだが、隣接するタイヤWAX等のアルカリ成分品が掛かると変色&シミ&クスミ始まる。
 現在市場に出回っている「組立」ホイールのリムの大半に、この「アルマイト処理リム」が使用されています。見た目は「メッキリム」が隣に並ばないと判らないほどの光輝度があり、何かを写してみてもメッキと損色ないほどのキレイな見た目になります。メッキとの見極めとしては、現状では製品の価格で判断するほか無いほどの状況です。強いてあげると・・・メッキリムに比較すると、若干「くすみ」があるレベルでしょうか。他には、メッキリムはかなりの高価格になりますので、対応と設定できるホイールメーカーさんも少ない上、国内メーカーさんも限定されてる状況です。
※我ロックスミス事業部のプロデュースホイールの全てはこのアルマイト処理リムです。
◆クロームメッキ処理◆ サンプル画像 WORK製 LSシリーズ19インチ
【メンテナンス難易度】 ★★★★★
◆基本水洗いでOKだが、擦り傷や飛び石に弱い傾向。運転に細心の要注意。
 現在、このメッキリムに対応している国内メーカーさんは非常に少ない状況です。というのも、リム自体が非常に高価格になってしまうこと等から、完成品の価格帯が非常に高額になってしまうことなどの面が、多く普及するには至らない現状です。また非常に高額な割りに、リムと言うホイールの中において最も「傷」の付き易い箇所でいながらにして、リム修理を施した際などに完治できない・・・や、技術革新により確立は減ってきていますが、「飛び石」などによる「剥離」等、市街地の実走行における実用性があまりもリスキーな事等も、多く設定と普及に至らない要因と考えられています。
「アルマイト処理」と「クロームメッキ処理」の違いって??
凄く・・・凄く・・・雑に(?)簡単に言うなら・・・「アルマイト」は素材を陽極に錆びさせて(酸化)光らせる手段で・・・
「クロームメッキ」は錆びないように表面を陰極の皮膜を作って保護する手段。
なので・・・「クロームメッキ」にとって表面の皮膜が何らかの衝撃で剥れたり取れちゃうと@そこから皮膜がどんどん剥れちゃったり・・・中の素材の錆びが始まるし・・・「アルマイト」は元々酸化させて錆びさせてあるわけだから、そぅそぅな事では錆びないんだけど、「タイヤワックス」を代表とする「アルカリ性分」を含むような「クロームメッキクリーナー」とか・・・が表面についた上、走行して温度が高くなる状態が続くことで、表面が変色や最悪の場合「シミ」「くすみ」が始まるってリスクもある。
「リム」と「タイヤ」なんて@隣同士の関係にあって、
「アルマイトリム」の場合、「タイヤワックス(アルカリ成分)」や「メッキクリーナー(アルカリ成分)」品を最も嫌う表面だったって訳。ただ・・・じゃぁ〜リムを全部メッキにすると・・・値段ははるかに更に高くなる一方だし・・・ほんの少し縁石に擦っただけや・・・飛び石レベルで修理が不可能でメッキが剥離してきちゃう・・・じゃぁ〜万人には通用しないじゃない。
メンテナンス方法は明確に真逆な位異なる、この二つの処理法。
正直、以下の内容は「頭脳」が元気な人向きな文章だけど・・・一度は眠くなりながら・・・TRYしてみてください☆
ロックスミス独自調べ
 「アルマイト処理」とはアルミ素地が透けて見える着色されている仕上がりで、自動車のアルミホイール以外の代表的な製品としては・・・「網戸」などの枠に用いられてる、通称「アルミサッシ」等が挙げられます。このように「アルミ製品」の着色時によく使用される手法の加工方法です。
●製法としては・・・クロームメッキ加工に類似した方法の加工で
「電気メッキ」は陰極の反応を利用するのに対し「アルマイト」は陽極の反応を利用してアルミ自体の表面を反応させて酸化被膜を作り上げます。つまり、酸化被膜である為(元から錆の被膜の為)錆などの腐食が素地のアルミまで進行し辛く、外観の耐経年変化に強い表面処理です。また「アルミ素地」のままより硬度が高く耐スリキズ性能などにも優れています。
アルミ素材を侵食して処理をします。
 「メッキ処理」とは酸化(錆)などに強い、ベースとなる素材とは別の金属を上に乗せ、ベースの素材の弱点をカバー(覆ってしまう)するのがめっきの基本的な考え方です。我々日常生活品の中にも、多用されている製品が非常に多くあります。
●メッキ処理を施す際の「有毒性」の面から、日々施工場が減少しつつ、
施工原価も高騰する傾向にあります。表面は非常に強固な膜ができるものの、一度層に傷がついてしまうと、簡単に剥離してしまうなど、耐スリキズ性能は弱いと言われています。
アルミ素地の表面にクローム膜を形成します。
 以上の通り、「市街地走行」「砂利駐車場」等を繰り返すべく「自動車用品」における「アルミホイール」の「リム部分」に対しては、「アルマイト製法」の方がメリットに一致する用途が多いのが実情です。
弊事業部のプロデュースしているアルミホイールのリムの全ては、この「アルマイト処理」製法です。
アルマイト処理仕上げリム(ホイール)の手入れ方法
 通常の塗装モノとは大きく異なったメンテナンスを要します。例えばメッキ製品のクリーニングに使用不可能な鉄粉クリーニング機能付き、すなわち鉄粉を溶解させてしまう市販のクリーナーモノは基本的に使用不可能です。
また、一番容易に密接に使用されがちな「タイヤワックス」も絶対に避けたいものです。
万が一、タイヤワックスが「アルマイト処理リム」や「クロームメッキ処理リム」に付着してしまった場合には、多量の水などでキレイに洗い流しつつ、乾いた布で直ぐにふき取る処置が必須です。
また「強アルカリ性クリーナー」についても同様の注意が必要です。強アルカリ性に関しては通常の塗装によるコーティングをされているホイールでもそうですが、
ホイールが熱い時、またクリーナーが付いたまま乾燥させると「シミ」や「くすみ」の原因になる可能性が非常に多くあります。
●安全なアルマイトホイールの手入れ方法
 「アルマイト」は耐腐食、耐酸化、耐摩擦、高硬度で優れた被膜特性ですが発色・意匠面の長期維持は意外と難しく、退色してしまう可能性が高いのも実情です。
基本的には「汚れたら直ぐに洗う」をモットーに考えてください。もしも市販の「ホイールクリーナー」をご利用なさる場合には、基本的に一切お薦めはしませんが、「中性洗剤」を使用して落ちなければ、イオン系、特殊イオン系、アルカリ系というように侵食の弱そうなクリーナーを段階的に試してみましょう。
ただし、
このようなクリーナーを使用しなければならない状態になる前に、汚れを水でコマめに落とすというのが一番です。
「アルマイト処理リム」の主な発症状例
参考症例
●「シミ」「クスミ」「白っぽくなった」などの症状が出てきてしまったものは・・・
【考えられる要因】
※アルカリ系のもの(市販ホイールクリーナー等)が付着した後、十分な水洗いをせず放置していた場合
※アルカリ系の異物が市街地走行などにより付着してしまった場合
※タイヤワックスが付着した場合
※凍結防止剤等がまかれた道路を走行し、水洗いをしなかった場合
等が考えられます。
「アルマイト皮膜」の膜厚は通常約4〜5ミクロン程度の非常に薄い皮膜ですので、日常の「水洗い」を主とした手入れを怠ると、すぐに変色する可能性があります。
一度変色してしまうと、再生はほぼ不可能です。
● 最後に ●
永らくお付き合い頂き有難うございました。
ディスクのカラー・リムの処理法関わらずに共通するキーワードは・・・ 簡単なことです。。
「汚れたら直ぐに水で洗う」

たったこれだけの事で、キレイに保持していける事でしょう。
今の時代、製品の生産ラインに製品クレームの起きるような事は、非常に考えにくい状況です。
皆さんのお手元に届く製品達は、生産工場等の長年のノウハウや検査の結果、製品化にたどり着いてるものばかりなのです。
表面上に生じる問題のほとんどが、誤ったメンテナンスの蓄積や、洗浄行為の放棄、ご利用環境の不適合などばかりなのです。
「純正品」ではなくなった以上、ヒト手間掛かってしまう事は仕方の無い事でしょう。カッコよくなったのですし。
数多い市場の中から、折角選んで頂いた製品。
我々ロックスミスもお客様と末永く良いお付き合いしたいので。
ENJOY!!CAR LIFE
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